飼料作物の試験栽培の現場等を訪問しました。

11月30日(水)

 津波被災農地等で今年度から実施されている飼料作物の試験栽培の現場等を訪問され、関係者から現状と課題等についてお聞きになりました。

JA宮城では、県内の飼料作物を巡る状況や沿岸部での牧草、内陸部での子実用トウモロコシといった飼料作物の実証栽培の概要について説明を受け、意見交換をされました。

山元町では、津波被害を受けた地域において、「株式会社やまもとファームみらい野」がJAから生産・管理等を受託して行っている牧草の試験栽培地を視察されるとともに、農地整備と併せて移転元地等の非農用地を集約した土地の整備状況についてもご覧になりました。



石巻市では、試験栽培された子実用トウモロコシを用いた配合飼料の製造等を担う予定のJA全農北日本くみあい飼料株式会社石巻工場を視察され、配合飼料の製造工程について説明を受けたほか、国産飼料作物を巡る状況等について意見交換をされました。

震災から11年8カ月が経ちましたが、飼料価格の高騰等の課題と向き合いながら、新たな取組にチャレンジされている方々のお話に、深い感銘を覚えました。

我々宮城復興局職員も、現地現場主義を徹底し、被災地に寄り添い、残された課題の解決に向けて、自治体及び関係行政機関等と連携しつつ、全力で取り組んでまいります。

 



 

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